日本映画 た行
体脂肪計タニタの社員食堂
傾きかけた会社を立て直すため、ダイエットに励む人々の“リベンジ”大作戦!
デブで気弱な二代目副社長と落ちこぼれの栄養士が、社運を賭けた壮絶なダイエット・プロジェクトに挑む!
2013年/日本/100分/カラー/ビスタ
監督:李闘士男
出演:優香/浜野謙太/草刈正雄
配給:角川映画
体操しようよ
はたして父は愛する娘の思いに応えられるのか?
38年間無遅刻無欠勤、真面目だけが取り柄の会社員・佐野道太郎(草刈正雄)は、18年前に妻を亡くし、しっかり者の娘・弓子(木村文乃)とふたり暮らし。定年退職後、自由に生きるぞと意気込むものの、実際には何をしていいのか分からず、弓子から主夫として家事全般を任され、さらに、娘に結婚を考えている恋人がいることを知り、ショックを受ける。そんなある日、道太郎はひょんなことから地元のラジオ体操会に参加することに。体操会のマドンナのぞみ(和久井映見)に胸ときめかせるなか、彼女からの紹介でラジオ体操会会長・神田(きたろう)が営む便利屋の仕事を得る道太郎。地域の人々の様々な依頼を、年下の同僚で天文マニアの馬場薫(渡辺大知)と共に、道太郎は不器用ながらも取り組んでいく……。
◎ラジオ体操制定90周年
2018年/日本/109分/カラー/ビスタ
監督:菊地健雄
出演:草刈正雄/木村文乃/きたろう/渡辺大知(黒猫チェルシー)/和久井映見/平泉成
配給:東急レクリエーション
©2018「体操しようよ」製作委員会
大コメ騒動
もう我慢できん!!
――健保もない! 年金もない! 明日食べるお米もない!――
〈超・格差社会〉を変えた、100年前の女性たちの実話!
17歳で漁師の利夫(三浦貴大)のもとへ嫁いできた松浦いと(井上真央)は、今や3人の子を持つおかかであり、米俵を浜へと担ぎ運ぶ女仲仕として働いている。この小さな漁師町では、おかかたちは家事に育児、そしてそれぞれの仕事をしながら、夫のために毎日一升のコメを詰めた弁当を作り、漁へと送り出している。しかしコメの価格が高騰。頭を悩ませたおかかたちは、リーダー的存在の清んさのおばば(室井滋)とともにコメの積み出し阻止を試みるも失敗。地元の新聞がその騒動を「細民海岸に喧噪す」と報じ、それを見た大阪の新聞社は陳情するおかかたちの様子を「女一揆」と大きく書き立て、騒動は全国へと広まっていった。ある事故により我慢の限界に達したおかかたちは、さらなる行動に出る。
2021年/日本/106分/カラー/ビスタ
監督:本木克英
出演:井上真央/三浦貴大/夏木マリ/立川志の輔/吹越満/鈴木砂羽/舞羽美海/左時枝/柴田理恵/木下ほうか/西村まさ彦/中尾暢樹/冨樫真/工藤 遥/吉本実憂/内浦純一/石橋蓮司/室井滋
配給:ラビットハウス/エレファントハウス
Ⓒ2021「大コメ騒動」製作委員会
映画 太陽の子
僕らは、未来を作っていると思ってた――
――歴史的事実に基づき、日本の原爆開発を背景にした青春群像劇。2020年放送のドラマ版に異なる視点と結末を加えた劇場版。――
1945年、夏。戦況は悪化し、最終局面を迎えていた。京都帝国大学・物理学研究室で研究に勤しむ実験好きの若き科学者・石村修(柳楽優弥)と研究員たちは、軍から密命を受け、原子核爆弾の研究開発を進めていた。研究に没頭する日々が続くなか、建物疎開で家を失った幼馴染の朝倉世津(有村架純)が修の家に住むことになる。同じころ、修の弟・裕之(三浦春馬)が戦地から一時帰宅し、3人は久しぶりの再会を喜ぶ。しかし、修と世津は、裕之が戦地で負った深い心の傷を垣間見る。また、修は物理学研究の楽しさに魅了されていたが、その裏側にある破壊の恐ろしさに葛藤を抱えていた。そんな2人を力強く包み込む世津は、戦争が終わった後の世界を考え始めていた。それぞれの想いを受け止め、修と研究チームは自分たちの未来のためと開発を急いでいたが、運命の8月6日を迎える。日本中が絶望に打ちひしがれるなか、それでも前を向く修が見出した希望とは……。
2021年/日本/111分/カラー/ビスタ
監督・脚本:黒崎博
出演:柳楽優弥/有村架純/三浦春馬/イッセー尾形/山本晋也/ピーター・ストーメア/三浦誠己/宇野祥平/尾上寛之/渡辺大知/葉山奨之/奥野瑛太/土居志央梨/國村隼/田中裕子
配給:イオンエンターテインメント
Ⓒ2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ
高野豆腐店の春
豆腐は、人生の処方箋。
広島県尾道の下町にある高野豆腐店。父・辰雄(藤竜也)と娘・春(麻生久美子)は、陽が昇る前に工場に入り、こだわりの大豆からおいしい豆腐を毎日二人三脚で作っている。ある日、以前から患っていた心臓の具合が良くないことを医師から告げられた辰雄は、出戻りの一人娘・春のことを心配して、春の再婚相手を探そうと仲間たちに相談する。理髪店の繁(徳井優)、定食屋の一歩(菅原大吉)、タクシー運転手の健介(山田雅人)、英語講師の寛太(日向丈)たちに協力してもらい、春には内緒でお見合い作戦を企てることに。やがて辰雄たちが選んだイタリアンシェフ(小林且弥)と食事をすることになり、作戦は成功したようにみえたが、実は、春には交際中のひとがいた。その相手は、高野豆腐店の納品先、駅ナカのスーパーで働く道夫(桂やまと)であった。納得のいかない辰雄は春と口論になり、春は家を出ていってしまう。そんななか、とある偶然が重なり辰雄と言葉をかわすようになったスーパーの清掃員・ふみえ(中村久美)が、高野豆腐店を訪ねてくる……。
2023年/日本/120分/カラー/ビスタ
監督・脚本:三原光尋
出演:藤竜也/麻生久美子/中村久美/徳井優/山田雅人/日向丈/竹内都子/菅原大吉/桂やまと/黒河内りく/小林且弥/赤間麻里子/宮坂ひろし
配給:東京テアトル
種まく旅人~くにうみの郷~
忘れていた、大切なものがありました。
山が海を育て、海が山を育む―くにうみの郷
淡路島を舞台に描かれる、人と自然の再生の物語
さわやかな風が吹き抜ける島で彼女が出会ったのは、自然とともに暮らしながら〈食〉を育む兄弟。
山と海、家族、旅人とそこに住む人々。厳しくもやさしい関係の中で誰もが少しずつ癒され再生していくー。
2015年/日本/111分/カラー/ビスタ
監督:篠原哲雄
出演:栗山千明/桐谷健太/三浦貴大/谷村美月/音月桂/根岸季衣/山口いづみ/永島敏行/豊原功補
配給:松竹
種まく旅人~みのりの茶~
いま自分の足元を見つめ直そう!
なだらかな緑の丘陵が広がる大分県臼杵市。有機緑茶農家の祖父・修造(柄本明)を訪ねて東京からやって来たみのり(田中麗奈)は、全国各地の農家を回って作業を手伝う金次郎(陣内孝則)に出会う。“金ちゃん”の愛称で呼ばれ、地元の人たちと酒を酌み交わす金次郎は、実は農林水産省の官房企画官。しかし、畑と役所では別人のように振る舞っているため、両方の顔を知っているものは誰もいなかった。そんな時、修造が突然の病に倒れ、デザイナーの仕事をリストラされたばかりのみのりが代わりに畑仕事をする羽目になる。市役所農政課に務める青年・卓司(吉沢悠)から有機栽培の奥深さを教わりながら、くる日もくる日もお茶の葉と向き合うみのり。自然の厳しさや慣れない田舎の風習にも、何度も挫けそうになる。そんな時、どこからともなく現れる金次郎。果たして、飲んだ人を幸せにするみのりのお茶はできるのか!?
2012年/日本/121分/カラー/ビスタ
監督:塩屋俊
出演:陣内孝則/田中麗奈/吉沢悠/柄本明/永島敏行/石丸謙二郎/寺泉憲/中村ゆり/林美智子
配給:ゴー・シネマ
小さき声のカノン~選択する人々~
希望はここにある
福島―チェルノブイリ国境を越えて「被ばく」から子どもを守る母たちのドキュメンタリー。
瀬戸内海祝島では自給自足的な暮らしが営まれ、漁師やおばちゃんたちがきれいな海を守りたいと28年間も原発建設に反対してきた。 しかし、圧倒的な経済力と権力が原発建設を推進し続けている。一方、北欧のスウェーデンでは脱石油・脱原発建設を決め、着実にエネルギーを自給エネルギーへとシフトし、持続可能な社会作りが進んでいる。持続可能な社会と暮らしとは。私たちの今はどこへむかうのか。
2014年/日本/119分/カラー/ビスタ
監督:鎌仲ひとみ
配給:ぶんぶんフィルムズ/環境テレビトラスト
父と暮せば
ちょき
盲目の少女と美容師のおじさんの、ていねいで、いとおしい、小さな恋の物語
自然豊かな和歌山市の商店街。レコードとコーヒーが好きな波多野直人(吉沢悠)は、美容室“HATANO”を経営、彼の妻・京子(広澤草)は美容室の2階で書道教室を開いていた。7歳になる瀬戸サキは、その書道教室に通う問題児だったが、子供のいない京子はサキを自分の娘のように可愛がっていた……。時は経ち十年後。直人のもとに一本の電話がかかってくる。それは十年前のある事件以来会っていなかったサキ(増田璃子)からであった。彼女は視力を完全に失っていた。そして直人も最愛の妻・京子を5年前に亡くしていた。空白の十年間に何があったのか。サキの想いを知った直人はある大きな決意をする……。
2016年/日本/98分/カラー/ビスタ
監督:金井純一
出演:増田璃子/吉沢悠/芳本美代子/小松政夫/藤井武美/和泉ちぬ/広澤草/円城寺あや/橋本真実/大竹浩一/横内亜弓/田中良子/真銅倫子/三谷麟太郎/神尾翠優/宇和千夏/本谷紗己
配給:SDP
追憶
忘却の彼方に浮かぶペリリュー島の記憶が、平和への思いを紡ぎ出す――
――1994年、海岸線は血に染まり、1万人を超える命を奪い去った。南太平洋パラオ諸島に浮かぶ美しき小さな島、ペリリュー島。――
太平洋戦争の激戦・ペリリュー島の戦いを、様々な資料や証言から「追憶」として記録したドキュメンタリー。南太平洋パラオ諸島に浮かぶペリリュー島。1944年9月、この美しい島で70日にも及ぶ激戦が繰り広げられ、日米合わせて1万人を超す命が散った。あまりにも過酷な戦いだったために、日米ともにあまり語れられることのなかったこの戦いを、米国防総省などに保管された映像、NHKなどに残る貴重な資料、ペリリュー島の戦いで生き残った元日本兵、アメリカの元海兵隊兵士、島民のインタビューなどから検証していく。指揮官、兵士、民間人と、立場の異なるさまざまな視点から、ペリリュー島での70日におよぶ持久戦でなにが起こったのかが描かれる。
2016年/日本/76分/カラー/ビスタ
監督:小栗謙一
原作:升本喜年:(「愛の手紙」~ペリリュー島玉砕~中川州男の生涯(熊本日日新聞社刊))
ナレーション:美輪明宏
配給:太秦
繕い裁つ人
あなただけの〈特別な〉一着、仕立てます。
祖母が始めた仕立て屋『南洋裁店』を継いだ市江(中谷美紀)は、古びたミシンをカタカタ言わせて一生ものとなるような服を一着一着丁寧に作っている。昔ながらの職人スタイルを取っているため量産はできず、百貨店の営業・藤井(三浦貴大)からの再三にわたるブランド化の提案も断り続けている。祖母が作った服の仕立て直しやサイズ直しをし、祖母のデザインを流用した新作を作る日々に、市江は十分満足していた。しかし、自分がデザインしたドレスを作りたいはずという藤井の言葉が、市江の心を動かす……。
2015年/日本/104分/カラー/ビスタ
監督:三島有紀子
原作:池辺葵:(「繕い裁つ人」(講談社「ハツキス」連載))
出演:中谷美紀/三浦貴大/片桐はいり/黒木華/杉咲花/中尾ミエ/伊武雅刀/余貴美子/永野芽郁
配給:ギャガ
土を喰らう十二ヵ月
四季の恵みに感謝し、十二ヵ月を生きる。
水上勉による料理エッセイを原案に「ナビィの恋」の中江裕司監督が沢田研二主演で映画化。長野の山荘で犬一匹と13年前に亡くした妻の遺骨と共に暮らす作家のツトムは、山の実やきのこを採り、季節の移ろいを感じながら原稿をしたためる日々。共演は「ラストレター」の松たか子、「青葉家のテーブル」の西田尚美。原案エッセイの中に登場する豪快にして繊細な料理を再現したのは、料理研究家の土井善晴。
●2022年第96回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞受賞。
2022年/日本/111分/カラー/ビスタ
監督・脚本:中江裕司
原案:水上勉 (『土を喰う日々 ―わが精進十二ヵ月―』(新潮文庫刊)『土を喰ふ日々 わが精進十二ヶ月』(文化出版局刊))
出演:沢田研二/松たか子/西田尚美/尾美としのり/瀧川鯉八/檀ふみ/火野正平/奈良岡朋子
配給:日活
ディア・ドクター
てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~
愛は大きく。夢はまっすぐ。
――世界初”サンゴ礁再生“の奇跡に向かって、夢を追いかけた感動の実話。――
子供のころから海の生き物にしか興味のなかった金城健司(岡村隆史)は、幼なじみの由莉(松雪泰子)との結婚を決意し、故郷である沖縄に帰ってきた。母・花江(原田美枝子)の大反対を押し切り結婚し子供にも恵まれ、なんとかレストラン事業を軌道に乗せた矢先、あろうことか金城は「店を全部やめて、サンゴを再生する」と仲間たちに宣言する。久しぶりに潜った沖縄の海は、開発や温暖化の影響を受け悲鳴をあげていた。海の生き物の多くが棲息するサンゴ礁は30年前に比べて90%も死滅していたのだ。「あの美しかったサンゴの海をもう一度、愛する由莉に見せてやりたい」
その一心で立ち上がった金城は、サンゴを養殖し、海に移植するという大胆で途方もない作業に挑む。
2010年/日本/120分/カラー/シネマスコープ
監督:李闘士男
出演:岡村隆史(ナインティナイン)/松雪泰子/吉沢悠/國村隼/長澤まさみ(友情出演)/渡部篤郎(特別出演)/原田美枝子/伊藤明賢/赤堀雅秋/児玉絹世/比嘉奈菜子/金城琉斗/福田加奈子
配給:ショウゲート
天心
信じろ日本を、その先にある光を
明治初期。廃仏毀釈の嵐が吹き荒れていた頃、アーネスト・フェノロサ(イアン・ムーア)と岡倉天心(竹中直人)は“日本の美”を救おうと奔走していた。やがて天心は、東京美術学校(現在の東京藝術大学)の校長に就任。横山大観(中村獅童)、菱田春草(平山浩行)、下村観山(木下ほうか)ら若き才能を育成し、美術界のエリートコースを歩んでいたが、西洋画派との対立により校長を辞任する。その後、同志と共に日本美術院を立ち上げ、美術の研究、制作、展覧会などを行う研究機関として活動を開始。だが、天心が提唱し大観、春草らが編み出した新画法が「朦朧体」と揶揄され、次第に苦境へと追い込まれていく。新天地を求めた天心は、茨城県五浦に六角堂を建て、日本美術院を移転、新たな日本画の創造を目指し、壮絶なまでの創作活動に没頭していくのであった……。
2013年/日本/122分/カラー/ビスタ
監督:松村克弥
出演:竹中直人/平山浩行/中村獅童/木下ほうか/橋本一郎/渡辺裕之/温水洋一/本田博太郎/キタキマユ/神楽坂恵/城之内正明/大和田健介/石黒賢(友情出演)
主題歌:石井竜也「亜細亜の空」
配給:マジックアワー
天地明察
大計画を託されたのは、星好きな男・安井算哲!
――時代をひっくり返す大計画、それは日本初の暦を作ること!?――
江戸時代前期、碁打ちとして徳川家に仕え、算術や星にも熱心な青年・安井算哲(後の渋川春海)(岡田准一)は、4代将軍家綱の後見人で会津藩主・保科正之に目をかけられる。その頃の日本では、800年にわたり使われてきた中国の暦にずれが生じはじめており、算哲は保科から新たな暦を生み出すという一大計画の責任者に任命される。
2012年/日本/141分/カラー/シネマスコープ
監督:滝田洋二郎
監督:滝田洋二郎
出演:岡田准一/宮崎あおい/佐藤隆太/市川猿之助/笹野高史/岸部一徳/渡辺大/白井晃/横山裕/市川染五郎/中井貴一/松本幸四郎
配給:角川映画/松竹
東京に来たばかり
孤独な青年と夢忘れた老婦人。碁石がつなぐ、国を越えた人との温もり
中国の青年棋士・吉流(チン・ハオ)は囲碁の修行のため日本を訪れるが、言葉がわからずに東京での生活に戸惑っていた。そんなある日、バス停で碁石を落としたことから出会った行商の老婦人・五十嵐君江(倍賞千恵子)と意気投合。2人は転がり込んできた五十嵐の孫の翔一(中泉英雄)も一緒に、3人で共同生活をはじめる。
2012年/日本・中国/100分/カラー/ビスタ
監督・脚本:ジャン・チンミン
出演:倍賞千恵子/チン・ ハオ/中泉英雄/チャン・チュンニン/窪塚俊介/風間トオル
配給:アークエンタテインメント
時の行路
神山征二郎 第30回監督作品
青森の八戸でリストラにあった五味洋介(石黒賢)は妻の夏美(中山忍)と子どもたちを実家に残して静岡の大手自動車メーカーの工場の旋盤工として働きながら、仕送りを続けていた。洋介は派遣社員であったがベテラン技能者として職場でも信頼され、充実した日々を送る合間に家族を三島に呼び、ともに暮らせる将来を夢見て頑張っていた。
しかし、ある日突然、リーマンショックに端を発した非正規労働者の「大量首切り」により職場を追い出されてしまう。洋介は理不尽な仕打ちに抗し、仲間と一緒に労働組合に入って立ち上がった。だが洋介や妻たち、支援の人々の願いは届かず、会社と裁判所は冷酷だった。
そんな折、闘病中の夏美が倒れたと いう知らせを受け、洋介は郷里へ向かう・・・・。
——愛する家族や仲間たちとの日々を通して描いた実話に基づく物語。——
2019年/日本/110分/カラー/ビスタ
監督:神山征二郎
出演:石黒賢/中山忍/松尾潤(新人)/村田さくら(新人)/渡辺大/安藤一夫/綿引勝彦/川上麻衣子
ナレーション:日色ともゑ
配給:時の行路」映画製作・上映有限責任事業組合
共に生きる 書家金澤翔子
書き続けることで親子でいられた。
――天才書家として国内外から注目を集める金澤翔子と母・泰子を追ったドキュメンタリー。――
NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当するなど、今や天才書家と呼ばれるようになった金澤翔子は、5歳から母・泰子を師として書道を始め、純粋な心で揮毫する彼女の“書”は数多くの人々を魅了してきた。 彼女の代表作の一つである「風神雷神」は、京都の建仁寺で国宝・俵屋宗達の「風神雷神」の屏風に並んで書が納められ、日本のみならず国連でのスピーチやニューヨークやプラハでの個展開催など世界的な活躍を見せている。
生まれてすぐにダウン症と診断された彼女に母である泰子がどう向き合ってきたのか、どうやって彼女の才能を開花させていったのか、金澤翔子が書家として一流の舞台まで上り詰めるまでにはいくつもの努力と挑戦、そして母・泰子の支えがあった。
映画ではそんな彼女たちの日々の活動に密着して金澤翔子と母・泰子が共に生み出す“書道”と彼女たちの幸せの形に迫る。
――天才書家として国内外から注目を集める金澤翔子と母・泰子を追ったドキュメンタリー。――
NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当するなど、今や天才書家と呼ばれるようになった金澤翔子は、5歳から母・泰子を師として書道を始め、純粋な心で揮毫する彼女の“書”は数多くの人々を魅了してきた。 彼女の代表作の一つである「風神雷神」は、京都の建仁寺で国宝・俵屋宗達の「風神雷神」の屏風に並んで書が納められ、日本のみならず国連でのスピーチやニューヨークやプラハでの個展開催など世界的な活躍を見せている。
生まれてすぐにダウン症と診断された彼女に母である泰子がどう向き合ってきたのか、どうやって彼女の才能を開花させていったのか、金澤翔子が書家として一流の舞台まで上り詰めるまでにはいくつもの努力と挑戦、そして母・泰子の支えがあった。
映画ではそんな彼女たちの日々の活動に密着して金澤翔子と母・泰子が共に生み出す“書道”と彼女たちの幸せの形に迫る。
2023年/日本/79分/カラー/ビスタ
監督:宮澤正明
出演:金澤翔子、金澤泰子、柳田泰山、宮田亮平、Nakajin(SEKAI NO OWARI)、吉田正道、玉井浩、中村是好、木宮行志、千住博
出演:金澤翔子、金澤泰子、柳田泰山、宮田亮平、Nakajin(SEKAI NO OWARI)、吉田正道、玉井浩、中村是好、木宮行志、千住博
配給:ナカチカピクチャーズ